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代表挨拶
代表 小林能直 東京工業大学 科学技術創成研究院 ゼロカーボンエネルギー研究所 副所長 教授 |
2050年のゼロカーボン達成に向けて、カーボンニュートラル社会の構築を目指した動きが加速されています。世界的なエネルギーの安心・安定供給に向けた取り組みは、これまで以上に重要な課題として我々人類が向き合い、進めていくべきものとなっています。そのためには原子力や再生可能エネルギーを包括的に捉え、戦略的にその活用を考えていく必要があり、そのための技術開発、人材育成、国際協調は焦眉の急となっています。
本事業は、これまで3年毎に4期合計12年にわたる、大学連合ネットワークをプラットホームとした国内外の機関の連携によるオンラインセミナー、実践研修、国際インターンシップを中心とした取り組みを、カーボンニュートラル社会の到来を見据えた形でさらに発展させ、令和4年度より新たな形で継承してスタートしました。初等学生への国際基礎教育を掲げ、オンライン化が進んだ現在の環境を十分に活用した国内・海外向けのセミナーを開催し、体系的な教育プログラムとしてアーカイブ化を進めるとともに、これまで密接に連携してきたIAEAや、さらにはOECD/NEAなどへの連合大学からの学生派遣インターンシップを行い、体系的な学びを経た、将来のグローバルリーダーを目指す人材育成に取り組んでいます。
全国18大学の協力と連携を大切に、これからのエネルギー展望を大きく描き、原子力人材、エネルギー人材の活躍の場を世界に広げるための、オールジャパンの教育システム、グローバル社会のプラットホームとして、皆様とともに取り組みを進めまいりますので、今後とも変わらぬご厚情、ご支援のほどをどうぞよろしくお願い申し上げます。