プログラム概要
事業の目的・内容
2010年度に設立した「国際原子力人材育成大学連合ネットワーク」を発展 させて、「大学連合ネットワークによる初等学生への国際原子力基礎教育」として、 有志の18大学(*)が国内の産業界とも連携・協力して、非原子力分野の学生を含めた学部、修士学生、高専生、非原子力分野の社会人など原子力を初めて学ぶ初等学生を主な対象に、国内外において質の高い国際原子力人材の育成を担う事を目的としています。
(*)茨城大学、大阪大学、岡山大学、金沢大学、近畿大学、九州大学、京都大学、 東海大学、
東京工業大学、名古屋大学、八戸工業大学、福井大学、北海道大学、山梨大学、長岡技術科学大学、
東京都市大学、早稲田大学、大阪産業大学
(順不同)
事業の内容について
国内外において質の高い国際原子力人材を戦略的かつ効率的、効果的に育成するため、
以下に示す「運営企画会議」および「2分科会」から成る運営体制を構成して教育事業を推進します。
- 運営企画会議
大学連合参加大学の代表により運営基本方針、事業内容を審議し、事業目的達成のための全体的な企画・調整を行う。
- 第1分科会(国際原子力基礎教育オンラインセミナー)
大学連合及び研究機関、企業を加えた産学連携ネットワークを利用して「国原子力基礎教育オンラインセミナー」を開催する。このTVセミナーセミナーでの講義をアーカイブ化し、e-learning 教材としてネットワーク参加機関の希望者が聴講できるようにする。
- 第2分科会(原子力国際人材育成)
カーボンニュートラル時代の原子力の役割を認識し、優れた国際感覚、高いコミュニケーション能力や情報発信能力を有した原子力国際人材育成のため、国際原子力機関(IAEA)へ大学連合参加大学から選抜した約2名を3―6ヶ月程度、また経済協力開発機構/原子力機関(OECD/NEA)へ1名の学生を6ヶ月程度研修生として派遣する。